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メンバー活動日記【3月3日】

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    難しい。

     

    今回は受けとして、

    夏目漱石『我輩は猫である』の1シーンを演じました。

     

     

    まず言葉。

    台詞が現代語ではないので

    そこでは時代の雰囲気を出しつつ演じるのですが、これが難しい。

     

    意味はわかりますが、馴染みのない言葉使いに苦戦しました。

     

    そして衣装。

    夫婦で夕飯を自宅で食べるシーンで、浴衣を着ました。

     

    ずっと正座。

    足がきつい。

     

     

    このシーン、セリフ量が多く3分に入れるためには

    かなりハイペースで会話をしなければなりませんでした。

     

    その上で夫婦間の軽口や不満をコミカルに演じたかった。

     

     

    稽古では3分に収まったのですが…

    本番で盛大に超えてしまいました。

     

    そして以前指摘された

    「声優芝居に偏りすぎている」

    今回のツインは顔出しメインの人なので、

    特にこれがハッキリ出てしまったように思います。

     

     

    自分は声優なので現場では特に違和感はないのですが、

    同じ役者でも顔出しの人と一緒にやるとかなり違う事が

    自分でもわかります。

     

    このオンオフを意識的にできるようにならないと

    ただのクセになってしまいます。

     

     

    声優芝居ではなく、表現として大きく豊かに。

     

    今回はあまり上手くいかなかったかもしれません。

     

     

    受けとして相手を立てる芝居をする。

    これは現場でも脇役を演じる時に常に考えます。

     

    しかし同時に、相手を立たせて自分も立つ

    これができない。

     

    今の自分の限界もハッキリでた本番だったと思います。

     

     

    今の自分の立ち位置からもう一つ上に上がり、

    作品の芯になれる役者になる事。

     

    そうでなければこの先自分は仕事を続けていけません。

     

    しかし自分だけでは、

    ここから何をすればいいのかわからないのです。

     

     

    現場で、メインを張る人たちを見て、

    違う事はわかるけど何が違うかわからない。

     

    でも自分は明らかに足りない事はハッキリわかります。

     

     

    今年は自分にとって大きな分岐点になる年です。

     

    本番の映像から、自分の弱点と使える部分を理解したいと思います。

     

     

    けん



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