今日は、貴重な講義です。
役者の世界が壊れてきているということが、
ある映像配信サービスで検証されました。
そこは、混沌とした世界です。
プロとアマチュアが同じ土俵にいるのです。
現在、動画配信が進み、予算の関係で
確かな技術を持たない人たちが
吹き替えの仕事を始めています。
実は、私もそういった類の事務所と関わりを持っていますが、
実際、技術を横に置いて、「それっぽく」「リアル風」「そのままで」
を軸にしているように見受けられます。
とても複雑な思いです。
そのままでいいなら素人でいいんです。
でも、それが世に出回ってしまったら、どうなるのでしょう?
子供たちがそれを見て、本当に心から楽しいと思えるのでしょうか?
果たして、親子がもう一回見たいと思えるのでしょうか?
本当に「いいもの」を提供しようとした時に、質は落とせません。
だからこそ今、私には、APHで学ぶ本質に触れる技術が必要です。
とても混沌とした時代だからこそ、チャンスは有ります。
呼吸を見直し、賢く動きたいと思います。
後半は、ある映画を皆で観ました。
とても貴重でした。
代表の解説を交えながら観ることで、
何が本当によいもので、何がよくないのかを
はっきりと感じ取ることが出来ました。
芝居の空気を壊してしまう俳優さん、
逆に相手の台詞を真剣に聞き、
その空間に溶けている俳優さん、
それは明白でした。
せめて、その作品の世界を
汚さない役者になりたいものだと・・・・
思います・・・・。
そして、そこからもっともっと責任を取っていけるように、
成長したいです。
ふわふわり
- 2018.11.15 Thursday
- 演技
- 20:21
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